ブログでもSNSでも動画でも、成果を左右するのはコンテンツの中身だけではありません。読者が最初に目にする「サムネイル」が、実はクリック率を大きく左右しています。

ブログ記事やYouTube動画がSNSでシェアされたとき、画像が途中で切れていたり、文字が見切れていたりすると、それだけで「なんか雑」という印象を与え、クリック率が大幅に下がってしまいます。この記事では、X・Instagram・Facebook・YouTube・LINEの最新推奨サイズと、見切れないデザインのコツをまとめて解説します。

【最重要】迷ったら「1200×630px」でOKな理由

ブログ記事がX(旧Twitter)やFacebook、LINEなどでシェアされたとき、タイトル・概要・画像を自動で表示してくれる仕組みをOGP(Open Graph Protocol)と呼びます。読者が記事を読む前に最初に目にする「顔」のような存在で、地味に見えて実はコンテンツの第一印象を大きく左右する重要な設定です。

用途推奨サイズ(px)アスペクト比注意点
OGP画像(ブログ)1200×630px1.91:1X・Facebook・LINEなど主要SNSの共有に最適。多くのブログプラットフォームで標準の推奨サイズ
汎用サイズ1280×720px16:9YouTubeサムネイルと同じ比率。SNSでシェアされた際は上下がわずかにトリミングされる場合あり

迷ったら「1200×630px」を採用してください。もっとも多くの主要SNSで、切れることなくきれいに表示される黄金比率です。

中央「630×630px」のセーフエリアを意識する

OGP画像はSNSごとに表示される範囲(トリミングのされ方)が微妙に異なります。特にLINEのトーク画面では、正方形に近い形でプレビューされることがあります。そのため、画像の中央630×630px程度を「安全領域」と考え、タイトルやロゴなどの重要な情報はこの範囲内に収めるのが鉄則です。左右の端は、多少切れても支障がないデザインにしておきましょう。

以前はFacebookに「画像内のテキストは全体の20%まで」というルールがありましたが、現在このルールは廃止されています。ただし、テキストが少ないデザインのほうがエンゲージメントは高くなる傾向があるとされているため、詰め込みすぎには注意してください。

主要SNS別・最適サイズ一覧

SNS 1X(旧Twitter)

Xは、投稿する画像の枚数によってタイムラインでの見え方が大きく変わります。複数枚投稿時は自動でトリミングされるため、事前に推奨サイズに合わせて作るのが、見切れを防ぐ唯一の方法です。

用途推奨サイズ(px)アスペクト比注意点
単体横長1200×675px16:9タイムラインで横いっぱいにきれいに表示される汎用サイズ
ブログシェア(OGP)1200×630px1.91:1「大きい画像付きサマリーカード」として表示され、視認性が高い
単体縦長960×1280px3:4スマホで大きく表示。トリミングされる場合があるため重要要素は中央に
ヘッダー画像1500×500px3:1PC・スマホで表示範囲が異なるため、ロゴ等は中央の安全領域に
2枚投稿1200×1350px8:9縦長の画像が左右に並んで表示される
4枚投稿1200×675px16:92×2のグリッドで表示。すべて同じ比率で揃えるのがベスト

SNS 2Instagram

写真がメインのSNSのため、表示崩れは離脱に直結します。投稿の種類に合わせてアスペクト比を使い分けましょう。

用途推奨サイズ(px)アスペクト比注意点
フィード投稿(正方形)1080×1080px1:1タイムラインで安定した表示が可能
フィード投稿(縦長)1080×1350px4:5画面占有率が高く目を引きやすいが、プロフィール画面では1:1にトリミングされる
ストーリーズ/リール1080×1920px9:16スマホ全画面表示。上下にUI要素が重なるため文字は中央に

SNS 3Facebook

リンクシェア(OGP)と単体投稿で推奨サイズが異なります。

用途推奨サイズ(px)アスペクト比注意点
ブログシェア(OGP)1200×630px1.91:1Xと同様、ブログのOGPはこのサイズでOK
単体画像投稿(正方形)1080×1080px1:1タイムラインで安定して表示され視認性が高い

Facebookで画像が表示されるための最小サイズは200×200px以上が必須とされています。ただし実用上は1200×630px以上の高解像度で作成するのが安心です。画像を変更したのにOGPが古いまま表示される場合は、Facebook側のキャッシュが残っていることが原因のことが多く、シェアデバッグツールでのキャッシュクリアが必要になる場合があります。

SNS 4YouTube

動画サムネイルは、クリック率(CTR)に最も直結する要素です。強い主張のサムネイルが多いジャンルほど、埋もれないデザインが重要になります。

用途推奨サイズ(px)アスペクト比注意点
動画サムネイル1280×720px16:9公式推奨サイズ。高解像度で作成し、ファイルサイズは2MB以下推奨
チャンネルアート/バナー2560×1440pxTV・PC・スマホで表示範囲が変わるため、中央の安全領域(1546×423px)に重要要素を配置

SNS 5LINE

ブログ記事のシェアだけでなく、公式アカウントで直接訴求する際に使う画像も重要です。

用途推奨サイズ(px)アスペクト比注意点
リッチメッセージ1040×1040px1:1領域全体にリンクを設定できるため、正方形で大きく訴求するのが一般的
リッチメッセージ(横長)1040×520px2:1横長の訴求も可能。表示される縦幅は1:1より狭くなる
カードタイプメッセージ400×400px以上1:1カードのメイン画像として使用。必ず縦横比1:1で作成する
LINEトーク画像1200×628px1.91:1トークでブログ記事などをシェアした際に表示される(OGPの代替)

LINEでの集客導線づくりに興味がある人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。画像設計と組み合わせることで、申し込みまでの動線がさらに強化できます。

見切れない・崩れないデザイン4原則

サイズが完璧でも、デザインがイマイチだとクリックされません。プラットフォームやコンテンツ形式に関わらず、次の4つを徹底しましょう。

早見表:プラットフォーム別サイズまとめ

プラットフォーム推奨サイズ(px)アスペクト比
ブログOGP1200×630px1.91:1
X(旧Twitter)単体1200×675px16:9
X(旧Twitter)2枚投稿1200×1350px8:9
Instagram(正方形)1080×1080px1:1
Instagramストーリーズ1080×1920px9:16
YouTube1280×720px16:9
LINEリッチメッセージ1040×1040px1:1

実際に作ってみる:おすすめの進め方

数値を覚えるより、実際に手を動かして「型」を1つ作ってしまうのが一番の近道です。マジックリサイズ機能を使えば、1つのデザインを複数のサイズに自動変換できるツールもあります。ゼロから毎回サイズを作り直す必要はありません。

画像作成の基礎はこちら デザイン Canvaの便利な技7選|「テンプレを埋めるだけ」から脱出してスキルに変える方法 マジックリサイズやブランドキットなど、複数サイズを効率よく作るコツを解説しています。

ブログ運営やSEOライティングと組み合わせることで、画像とコンテンツ両面からクリック率・回遊率を底上げできます。

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まとめ:サイズを制する者がクリック率を制す

  • 迷ったら「1200×630px」。もっとも多くの主要SNSできれいに表示される黄金比率
  • OGP画像は中央630×630px程度を安全領域として、重要な情報をここに収める
  • X・Instagram・Facebook・YouTube・LINEはそれぞれ推奨サイズが異なる。用途ごとに使い分ける
  • デザインは「極太・シンプル」「中央配置」「軽量化」「統一感」の4原則を徹底する
  • 数値を覚えるより、まず1つ型を作ってみる。マジックリサイズなどのツールを使えば手間も減らせる

最適なサイズを知り、プラットフォームごとに調整する手間をかけることで、あなたのコンテンツはSNS上で見切れることなく輝き、結果的に多くのアクセスとSEO効果をもたらします。まずは「1200×630px」のOGP画像1枚から、整えてみてください。