【専門用語少な目】やさしく解説!web3.0に分類されるサービス・関連の仮想通貨をご紹介【これからに期待】

web3.0はまだまだ普及しているとはいえませんが、

あまり知られてないかもですが多くのサービスが展開されてきています。

 

今回はweb3.0のサービスとして分類されるものを、

とてもやさしく浅めに解説します。

 

専門用語ばかりで全くわからない!

もうちょっとやさしく教えて!という方の参考になれば幸いです。

web3.0とは?

「web3.0」は超簡単に一言でいうと「次の世代の新しいインターネット」です。

もうちょっと詳しくすると、今のインターネットはgoogleやTwitterなど、

有名企業・プラットフォームの中でユーザーがやり取りする、コミュニケーションが取れるのが今のインターネット(web2.0)です。

web3.0と関連性の高い仮想通貨

イーサリウム

イーサリアムとは送金や決済、投資につかわれる仮想通貨のひとつ。

 

機能開発に使われるプラットフォーム(実現させるための場所というイメージ)で、

人の手がなくても自動で実行できるスマートコントラクトや、

契約内容の改ざんを防ぐブロックチェーン技術が機能として備わっています

 

イーサリウムをいうプラットフォームを使った開発によって、

金融分野で契約の自動化や取引期間の短縮などが実現されることが期待されています。

 

【スマートコントラクト】

スマートコントラクトとは「ユーザーがとった一定の行動に対して決められた動作を自動的に実行する」プロクラムのこと。

 

支払いに使用したイーサリウムの量に応じてサービスを提供する、という動作を自動で行うため、

「支払いをしたのにサービスが受けられない」

「払った分の対価が得られなかった」

など、人が行うと発生しそうな心配事が発生しません。

プログラムによって自動化されているためです。

 

スマートコントラクトによって今では人の手によって行われている

金融や不動産など重要な契約の自動化や迅速化の実現が期待されています。

ポルカドット

ポルカドットはビットコインやポルカドットなど異なる仮想通貨をつなげることを目的とした仮想通貨です。

 

仮想通貨単体よりも複数の仮想通貨を組み合わせることによって

アプリ、サービスなどの価値の上昇がより期待できます。

 

異なる仮想通貨のブロックチェーンをつなげる、

やり取りができるようになることを「インターオペラビリティ」といい、

インターオペラビリティの実現を目指すのがポルカドットという仮想通貨になります

ジャスミー

ジャスミーは仮想通貨では珍しく日本で発行された仮想通貨で、

「企業が個人情報を保管する」web2.0から、

ユーザーがそれぞれ個人情報を管理する「個人情報の民主化」、

web3.0の実現をテーマに掲げた仮想通貨です。

 

IOTとブロックチェーン技術をかけあわせたプラットフォームで、

個人情報の民主化が実現すれば個人データに価値が生まれ、

今と違って無料で提供するだけでなく報酬が発生するようになります。

 

個人データを「価値ある商品」にすることを目指した仮想通貨になります。

ディープコイン

ディープコインはNTF・GameFi関連のプラットフォームで利用できる仮想通貨で、

ざっくりまとめるとディープコインを提供しているDEA社が提供している、

NTF、GameFiで利用できる仮想通貨です。

【NTF】

代替不可能なデジタルデータのこと。

通常、画像などのデジタルデータはコピーできてしまいますが、

NTFは偽造、改ざんがむずかしいブロックチェーン技術によって

オンリーワンのデジタルデータにすることができ、

唯一無二ということでそのデータに価値がつきます。

 

代替不能な唯一無二のデータに資産価値がつくことから、

高値で取引されます。

【GameFi】

ゲームとDeFi(分散型金融)を合わせた言葉。

具体的にはゲームをするだけで仮想通貨が稼げるようなゲームなどのことをいいます。

web3.0の代表的なサービスまとめ

メタバース

メタバースとは一言でいうと「仮想空間」のこと。

インターネット上に存在する現実世界とは別の空間のことで、

アバターと呼ばれる仮想空間の中で活動する自分の分身を動かして

web上の世界で現実世界と同じような社会生活が送れます。

 

超越した世界という意味の英語から作られた造語で、

現実世界とはまた違った生活を楽しめる場所がメタバースになります。

Brave(ブラウザ)

BraveはGoogleクロームと同じくウェブブラウザの種類で、

web3.0の次世代型高速ブラウザといわれています。

 

広告をすべてカットしてくれるのが最大の特徴。

また、他のブラウザと比べても安全性が高いことで評価が高いです。

 

さらに、つかうだけでBATという仮想通貨が稼げるのも特徴です。

(BATを稼ぐにはビットフライヤーのアカウント・ウォレットが必要です。)

Uniswap(DEX→分散型取引所)

Uniswapは株取引所のような取引所のことで、

中心となる管理者を必要としない分散型取引所、

web3.0の特徴を持った取引所になります。

 

非営利目的のため手数料がほとんど発生せず、

流動性が高いので資金を預けて報酬を得ることができます。

 

しかし値動きが激しく、仕組みが複雑で仮想通貨初心者の方にはかなり難しいともいえます。

PancakeSwap(DeFi)

パンケーキスワップは仮想通貨の分散型取引所で、

全世界のサーバーで分散管理されている取引所です。

 

サーバーが分散されていることでハッキングのリスクが低くなるのが分散型取引所の特徴。

 

分散型取引所、DEXと呼ばれる中でも手数料が特に安いのも特徴のひとつで、

流動性のプール内に資金を預けると利息としてトークンがもらえるなどのメリットもあります。

Steemit(SNS)

Steemitはブロックチェーン技術を使ったSNSで、

ブログ記事や写真を投稿すると報酬を受け取れるのが最大の特徴。

 

報酬はSteem、SteemPower、SteemDollarsという仮想通貨で受け取ります。

 

Steemの目的はgoogleなど競合の検索エンジンに勝てる検索エンジンの構築で、

質の良い記事が書けないと逆いいねというbad評価をつけられたり、投稿が削除できなかったりと、

既存のSNSとはかなり違う仕様になっています。

Bluesky(SNS)

Blueskyは文字通り広く開かれた可能性の空間という意味の

分散型SNSサービスになります。

 

TwitterはTwitter社のさじ加減でアカウント凍結したり、シャドウバンされるなど、

Twitter社が管理する中央集権型のSNSですが、

Blueskyは管理者がおらずユーザーが自由にサービスを選択できる、

よりオープンな環境のSNSサービスになっています。

OpenSea(NFTマーケットプレイス)

OpenSeaは世界最大級のNFT、

デジタルデータ資産のマーケットプレイスになります。

誰でも出品ができ、有名人の作品を購入することができます。

 

デザイナーの方などをはじめ、OpenSeaで作品を販売して稼ぐ人もいます。

 

手数料も安く販売方法も多いですが、購入して現金を払えばいいわけではありません。

 

仮想通貨イーサリアムでないと購入できない、専用のウェブ上のウォレットが必要になるなど、

仮想通貨初心者には難しいものとなっています。

Play to Earn

Play to Earnとはゲームをしながら稼げる、遊んで稼ぐという考え方のもと、

ブロックチェーン技術をつかったオンラインゲームのことを指します。

 

従来のゲームは遊ぶことに重きをおいていましたが、

Play to Earnは稼ぐことを目的としてゲームをプレイします。

ブロックチェーン技術と仮想通貨によりこれを実現しました。

GameFi(ゲーム)

ゲームとDeFi(分散型金融)を合わせた言葉。

具体的にはゲームをするだけで仮想通貨が稼げるようなゲームなどのことをいいます。

 

ゲーム内で仮想通貨やNFTを稼ぎ、それをゲームの外、

現実世界に持ち出して法定通貨(日本円など)に交換することで、

現金として使うことができるようになります。

 

GameFiで使用される仮想通貨は現在海外取引所でしか取引されていません。

The Sandbox(ゲーム)

ザ・サンドボックスはイーサリウムのブロックチェーン技術使った、

ユーザーが主導するゲームです。

 

メタバースという仮想空間のなかに土地を購入、レンタルしたりして、

その場所でキャラクター、サービス、オリジナルゲームを作ったりします。

 

マインクラフトのようなシミュレーションゲームで、

ゲーム内のアイテムなどはNFTとして売買されるなど

とても注目されているブロックチェーンゲームです。

 

Play to Earnに対応したゲームは「P2Eゲーム」「NFTゲーム」「ブロックチェーンゲーム」などと呼ばれます。

MyCryptoHeroes(ゲーム)

マイクリプトヒーローズは日本初のNFTゲームで、

イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤に開発されました。

 

2019年にはユーザー数とトランザクション数で世界一になるなど、

注目度の高いNFTゲームです。

 

ゲーム内で得た通貨を現金にすることができます。

AxieInfinity(ゲーム)

AxieInfinity(アクシーインフィニティ)は東南アジアを中心に人気のNFTゲームで、

イーサリウムのブロックチェーン技術を使ったNFTゲームです。

最大の特徴はスカラーシップ制度というもの。

 

スカラーシップ制度は他の人に自分のゲーム内のキャラクターをレンタルできることで、

レンタル代金で稼げる仕組みになっています。

まとめ:web3.0はまだまだこれから!

web3.0は今のインターネット上で使えるサービスとはちょっと違うものが多くあります。

しかし、これらはまだ普及が進んでるとはいえず、ある程度ネットリテラシーがないと使えないというハードルの高さもあります。

 

web3.0が普及すると今と生活の内容も大きく変わります。

これからの普及がたのしみです。