【苦手分野】AIにできないこと・デメリットはある?【0から1は生み出せない】

最近chatGPTで何かと話題のAI。

なんでもできるようなイメージがありますが、

逆にできないこと、使うことによるデメリットはあるの?

と気になる方に向けての内容をまとめました。

【変革】AIを使うメリット・デメリットは?将来どんな社会・未来になるの?

AIは人間と同じように道徳的な判断ができない

AIは、人間が持つような道徳的判断力や倫理的思考能力を持っていないため、

倫理的に問題がある行動を起こす可能性があります。

 

AIは基本プログラムされたタスクを実行し、感情や道徳的な価値観を持っていないため、

倫理的に正しい行動を判断することができません。

 

また、AIは人間と同じような判断基準を持たず、

プログラマーが設定したルールやパラメーターに従って動作するため、

ユーザーが意図しない行動を起こすことがあります。

 

善悪がないので、ユーザーの指示によって

AIが持つ強力な計算能力を悪用される可能性があり、

不正行為や悪意のある行動につながることも。

 

さらに、AIは倫理的な問題に対して人間が持つような判断力を持っていないため、

自律的に倫理的な判断を行うことができず、その責任を持つことができない。

 

そのため、AIの使用には使う側の人間にも善悪の判断と監視が必要であるとされています。

AIは感情や経験を持たないため、クリエイティブな創造性が欠ける

AIは、人間が持つような感情や経験を持たないため、

創造性が必要になるクリエイティブな作業が苦手です。

 

プログラムされたタスク、作業や計算など1から10に昇華させること、

膨大なデータを処理する能力が高く、数学的・論理的思考をすることが得意ですが、

0から1を生み出す、新しいアイデアや創造的な発想をすることができません。

 

人間が与えた枠組みの中での処理は得意でも、

AI自身が自由にアイデアを生み出すことはできないということです。

 

クリエイティブな仕事は、直感や想像力が必要であり、

感情や経験を持つ人間のほうがAIよりも得意としている分野です。

 

そのため、AIに取って代わられにくい仕事はクリエイティブな仕事が多いです。

AIは自己判断ができないため、未知の状況に対応できない

AIはプログラマーが設定したルールやパラメーターに従って動作するため、

自己判断ができません。

そのため指示していない未知の状況に遭遇した場合、

AIは適切な対応を行うことができないというデメリットがあります。

 

AIは過去のデータやパターンを元に予測や推論を行うことが得意であるが、

未知のデータや状況に直面した場合正確な判断を行うことができません。

 

例えば自動運転車が運転中に未知の障害物が現れた場合、

AIは適切な対応をすることができず事故を引き起こす可能性があります。

 

AIが予測できない事象が起こった場合、

AIは対処方法を持っていないため、人間の介入が必要となる場合があります。

AIの利便性がやや落ちてしまう場面でもあります。

AIはコンピューターの故障やハッキングのリスクがある

AIはコンピューター上で動作するため、

コンピューターの故障やハッキングのリスクがあるというデメリットが常にあります。

 

AIは膨大なデータを処理するため、高度な計算処理を行います。

そのためコンピューターが故障すると、AIの正確性や性能、計算プロセスに影響を与える可能性があります。

 

また、AIには人工ニューラルネットワークなどの機械学習技術が用いられており、

これらの技術は膨大なデータを学習することによって高い性能を発揮します。

 

しかし、学習データが不正確だったり、故意に操作された場合、

AIの性能が低下する可能性があります。

与えたデータを運用できても、データを生み出せない仕組みを悪用した形になります。

さらに、ハッカーによる攻撃や不正アクセスによって、AIが悪意のある行動をとることも考えられます。

 

インターネットにつながっている以上必ず発生するリスクですが、

AIは高性能ゆえにこれらの影響も大きくなりやすいです。

 

例えば、自動運転車がハッキングされた場合、運転中に制御を奪われる危険性があり、

意図しない危険な運転をする可能性もあります。

 

そのため、AIのセキュリティや信頼性はスマホやパソコンなどのネットワークに接続する機器よりも

高いレベルの対策が求められます。

AIは人間と同じような社交スキルや人間関係の構築ができない

AIは人間と同じような社交スキルや人間関係の構築ができません。。

自然言語処理技術や音声認識技術を用いて人間とのコミュニケーションを取ることはできますが、

それはあくまでもプログラマーが設定した範囲内での対話に限られ、

コミュニケーションといっても機械的な問いと答えという機械的なものになります。

 

答えのない抽象的なコミュニケーションを取ることはできません。

 

AIは人間と同じような感情や思考を持たず、相手の感情や状況を理解することができないため、

自然なコミュニケーションや人間関係を構築することができません。

 

また、AIは常に正確な情報やデータを返すことが求められるため、

正しい正確な答えを出すことはできても、

相手の意図や感情に配慮した対応をすることは難しいです。

 

そのため感情面を人間がフォローする必要があり、

AIが人間にできない、もしくは人間がやるよりも早い、正確な対応をする、

一方で人間がAIにできない人間性や感情的な対応をすることで、

より高いレベルのサービスや提供できる、イノベーションが生まれる可能性が出るのです。

まとめ

AIは便利な反面、感情やコミュニケーションなどソフトな対応は苦手です。

作業的な面をAIにやってもらいつつ、気持ち的な面のフォローは自分で行うなど役割分担をすれば、

作業の効率最大化間違いなしです。

 

1を最大化できても、何もない0から1を生み出すことはできません。

逆にこの部分だけを人間が担当し、1から先をAIに任せれば、

人間は1を生み出すことに集中できます。

 

生み出すだけであとは任せることもできるので、

より多くの可能性・イノベーションが生まれることが期待できますね。