「ポータブルスキルとテクニカルスキルって、何が違うの?」——この記事では、2つの違いを「持ち運べる範囲」という1つの軸で整理します。転職やキャリアを考えるとき、自分の経験をどう見ればよいかのヒントになります。

ポータブルスキルとテクニカルスキルの違い(1/8)
違いの全体像 1/8

結論:違いは「持ち運べる範囲」

違いは持ち運べる範囲(2/8)
違いは持ち運べる範囲 2/8

ポータブルスキルは、業種や職種が変わっても通用する力。テクニカルスキルは、特定の職種や業界で必要になる専門的な知識・技術です。違いは「どこまで持ち運べるか」で、どちらが上、という話ではありません。

ポイント:厚生労働省の資料では、ポータブルスキルを「業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力」と説明しています。

ポータブルスキルとは

ポータブルスキルの3つの要素(3/8)
3つの要素 3/8

厚生労働省の資料では、ポータブルスキルは次の3つの要素で整理されています。

公的な「ポータブルスキル見える化ツール」は、このうち「仕事のし方」と「人との関わり方」の計9項目を振り返るためのものです。専門的な能力を測るものではない点には注意してください。

テクニカルスキルとは

テクニカルスキルの例(4/8)
テクニカルスキルの例 4/8

テクニカルスキルは、特定の職種や業界で必要になる専門的な知識・技術・資格を指す言葉として使われます(一般的な整理で、公的に定められた用語ではありません)。

その分野では強い武器になります。一方で、分野が変わると使える範囲は小さくなりがちです。

2つの違いを比べる

ポータブルスキルとテクニカルスキルの比較表(5/8)
比較表 5/8
項目ポータブルスキルテクニカルスキル
通用範囲業種・職種をまたぐ特定の職種・業界が中心
例段取り、課題発見、調整プログラミング、簿記
見せ方経験を言葉にして伝える必要がある資格や経験年数で示しやすい
身につけ方仕事の進め方を振り返る学習・研修・実務で習得

あくまで一般的な整理で、職種によって当てはまり方は変わります。

ポータブルスキルとはポータブルスキルの基本をくわしく

どちらが大事?両方の組み合わせが強み

土台と武器の組み合わせ(6/8)
組み合わせが強み 6/8

厚生労働省の資料では、従来の労働市場では即戦力として分かりやすい専門知識・技能が重視されてきた一方、業種や職種を超えて移るには、ポータブルスキルの考え方が必要だとされています。

つまり、ポータブルスキルを土台に、テクニカルスキルで価値を出すという組み合わせが考えやすいでしょう。サイトのコンセプトでもある「今の経験×新しいスキル」にもつながります。必要なスキルは職種で違うため、気になる求人の内容もあわせて確認してください。

会社に依存するスキルと依存しないスキル会社に依存しないスキルとは

自分の仕事を2つに分けてみる

自分の仕事を2つに分ける手順(7/8)
仕分けの手順 7/8

STEP 1今の仕事を書き出す

担当している業務を、思いつく順に書き出します。

STEP 22つに仕分ける

「どこでも使える部分」と「この会社・業界特有の部分」に分けます。迷うときは、職場の外でも同じようにできるかを考えてみてください。

STEP 3足りない方を補う

強みは言葉にしておき、足りない専門は学んで補います。

スキルの棚卸し今の経験を整理する

まとめ

ポータブルスキルとテクニカルスキルのまとめ(8/8)
まとめ 8/8

まずは今の仕事を2つに分けて、強みと不足を見つけてみましょう。専門を補いたい方は、学び方の記事も参考にしてください。

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