【1日15分】「デスクの上が汚い人は仕事ができない」という言葉に影響を受けた話【整理整頓する】

筆者は昔とある金融機関で働いていたのですが、

当時配属されていた支店にとても尊敬していた上司がいました。

 

その支店長は会社の中で最年少支店長(32歳)、最年少役員(45歳)へ推薦されるなど、

数々の最年少記録を塗り替えた超のつく仕事のできる上司でした。

そんな人のいる支店に配属になったので私も猛烈な勢いで仕事をしてました。

 

口癖が「若いのは2年先の仕事を覚えろ」でしたからね。

(1年目なら3年目、2年目なら4年目にする仕事をしろ、そのために学べという意味)

入社2年目で5年目研修に行かされたのはいい思い出。

 

あとに地方の支店から転勤になった4年目の先輩を後輩の筆者が指導するという、

非常に気まずい経験をしたりもしました。

仕事に対する姿勢、考え方をいろいろ教えてもらい、今でもとても感謝しています。

 

そんな上司に言われた中で特に記憶に残ってるのが、

「デスクの上が汚いやつは仕事ができないやつだ。

片付ける暇もないほど仕事を持っていて、俺は仕事ができると思ってるやつは勝手に思い込んでるナルシストだ」

という言葉です。

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デスクが汚い=仕事の優先順位がつけられない

金融機関で扱う書類って決算書はじめ個人情報満載、漏洩厳禁な大切なものばっかりなんですよ。

 

デスクが汚いということは整理整頓ができない人

→書類が散らかってたりでどこに何があるかわからない状態のデスクを放置してる

書類(決算書や審査書類)をそんな風に扱っているやつは、書類の重要性も意味もわからない、仕事の優先順位もつけられない無能だ

確かにと納得。

 

仕事ができる人というのは、

仕事の重要性に応じて書類を常に整理整頓することで重要度の高いものから順次効率的に処理できる人のことを言い、

このことから仕事のできる人はデスクの上がきちんと片付いている人が多いとのこと。

 

またデスクに書類が溜まってないということは、

いつまでも抱えてないでどんどん処理している人でもあるから、

デスクに書類が溜まらないという意味でもあります。

 

ちなみに私の尊敬する上司の机にはいつも書類がなく、缶コーヒーしか置いてありませんでした。

書類がまわった瞬間をチラ見したら、ものすごい速さでチェックして審査、

すぐに担当へ戻すという鬼の仕事ぶりでした。

 

きた瞬間ものすごい速さで処理してしまうから、

いつも足組んで缶コーヒー飲みながら部下の仕事ぶりみてたのか・・・

と納得。

デスクが汚い=時間の管理ができない

「デスクが汚いやつは仕事ができない」という言葉にはもう一つ意味があります。

 

「デスクが汚いのは整理整頓がする時間がないくらい忙しいからしかたないんだ」

豪語している先輩がいたのですが、

それをたまたま支店長に聞かれてしまったんですね

 

すると支店長は

「俺ですら1日15分は仕事を切って整理整頓しているのになんでお前はできない?」

「支店全員分の書類をチェックする、審査する、他にも仕事が山積みの俺よりお前は忙しいというのか?」

ものすごい説得力でした。

 

確かに担当と管理職では作業量、内容に違いはあれど、

支店で一番偉くて責任があり、かつ仕事量も多くて忙しい人に言われたら何も言い返せないです。

 

この話を聞いて以来、どんなに忙しくても、

1日最低15分は整理整頓に時間を使うようにしてます。

まとめ

意味もなく理不尽に切れる無能なオッサンに言われても何も思わないけど、

同じオッサンでもすごい人に言われるとものすごい説得力が生まれる不思議

 

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