動画編集をするためには素材となる動画が必要です。
今回は普段何となく動画を撮っている人でも動画編集がしやすくなる、
動画の撮影方法、また撮影におすすめの機材についてまとめました。
目次
動画を撮影するのに必要な機材
まずは動画を撮るのに必要な機材、あると便利な機材をご紹介します。
必須:撮影機材(スマホ・一眼・ハンディカム・アクションカメラなど)
カメラがないと動画は撮れませんので、必須アイテムです。
動画撮影に使うカメラは、
- スマートフォン
- 一眼レフ
- ビデオカメラ(ハンディカム)
- アクションカメラ(Goproなど)
などがあります。
基本的にはスマートフォンでOKです。
特にiphoneはエントリーモデルのカメラよりもきれいな動画が取れますので、
とりあえず動画編集をするための素材、動画を撮りたいのであれば、
スマートフォンで十分です。
ただ、よりきれいな画質の動画、もっとこう見せたいというこだわりが出てきたら、
撮影シーンに応じてカメラを用意するのがおすすめです。
- 一眼レフ:きれいな画質で撮影できる
- ビデオカメラ(ハンディカム):バッテリー長持ちで長時間撮影向き
- アクションカメラ(Goproなど):スポーツやドライブなどアクティブな撮影に
このように撮影シーンによって得意なカメラが変わります。
メインで撮影する動画によってカメラを選びましょう。
あれば◎:三脚・スタンド
ドライブや手持ちで歩く様子以外を取るのであれば、三脚、スタンドがあると便利です。
三脚、スタンドがあれば手振れせずきれいな動画がとれる、
また自分が写るのであれば必要になります。
三脚を選ぶ時は
- 撮影に使うカメラ・レンズの重さ
- 撮影するアングル、高さが足りてるか
- 持ち運びやすさ、コンパクトさ
などを考えて選ぶ必要があります。
あれば◎:ライト
動画撮影をすると暗くなりやすかったり、影が入ってしまいます。
ライトを用意すれば照明がない動画よりも明るい動画が撮影でき、
影を消すことができます。
明るさはISO感度に影響し、明るい場所だとノイズが少なく撮影できるので、
画質もきれいになります。
肌の質感も良く見えるため、人物を撮影するときにもおすすめ。
画質にこだわるのであれば必要になるでしょう。
あれば◎:外付けマイク
スマートフォンやカメラにはマイクが内蔵されていますが、
どうしても周りの音を拾って雑音が入ってしまうことがあります。
外付けマイクは音質をより良く拾ってくれるだけでなく、
指向性マイクであれば特定の方向の音だけを拾ってくれるので、
雑音が入らずクリアな音源を録ることができます。
会話や説明する動画を撮るのであれば特に必要になるでしょう。
あれば〇:ジンバル
歩いてる様子や移動しながら撮影するのであればジンバルがあると便利です。
ジンバルは手ブレを回転運動で相殺する機材で、
動きながら撮影するときに滑らかなアングル移動をしてくれるので、
手振れを防ぐだけでなくよりきれいでスムーズな動画を撮影することができます。
観光地や遊園地などを巡りながら撮影するときに特に活躍しますよ。
動画を撮影する方法
撮影する前に内容・構成を決める
撮影する前にどんな内容を撮影するのか、
また複数のカットをつなげる、加工する予定であれば撮影構成を考えましょう。
ストーリーラインがないと動画で伝えたい内容がバラバラになり良い動画は撮影できません。
構成を考えることで一貫性のある、しっかり情報を伝えられる良い動画になります。
動画を公開する場所によって撮影方法を変える
動画を公開する場所によって動画の撮影方法を変えないと、
見にくい動画になってしまいます。
例えばYouTubeなら横長、Twitterであればスマートフォンで観る人が多いから縦長など、
公開場所に合わせた撮影をしないと動画が切れて見にくくなってしまいます。
大きく表示させるほど画質の粗さが目立ってしまいますので、
一眼など高機能のカメラで解像度を良くして撮る必要があります。
公開場所に合わせて見やすい動画を撮影しましょう。
1カットは10秒前後で撮影
変化のない内容の動画を延々と流すと視聴者は飽きてしまいます。
逆に短時間でコロコロカットが変わる動画も変化が早くて見ていて疲れてしまう可能性も。
長くても1カット10秒前後で完結するように撮影しましょう。
長く撮影すればカットで選んで見やすく編集することができますが、
短すぎると編集で加工するのも限度がありますので、
長すぎず、短すぎず10秒前後で撮影するのがおすすめです。
複数のアングルで撮影・変化をつける
変化のない動画は飽きます。
なので1つのアングル内で変化を出すだけでなく、
複数のアングルで撮影をすることで変化をつけるようにしましょう。
三脚を置いて正面から撮影するときも角度を変えたり、手元を写したりすることで
編集するときに変化のある、動きのある動画を撮影できます。
カメラを動かしながら撮影する際は無意味に動かしすぎないように注意。
何を見せたいのかよくわからない動画になってしまいます。
アングルを変える場合は撮影開始と撮影終了時に少し止まる時間を作るのがおすすめ。
編集してつなげるときに違和感をなくすのに一役買ってくれます。
明るい場所で撮影する
明るい場所で撮影したほうが見やすくきれいな動画が撮影できます。
逆光だと映像が暗くなりやすく、人物の表情も暗く見えてしまいます。
外で撮影するなら太陽の位置、建物などの影が入らないか、カメラと被写体の位置などに注意して、
明るく撮影できるように位置を調整しましょう。
レフ版や白い素材をうまく活用するのもポイント。
室内であればライトを使って明るくする、白いカーテンを使って明るくすることで
明るいきれいな動画を撮影できるでしょう。
映り込み・雑音に注意
内容や構図に意図しない映り込み、雑音の入り込みに注意しましょう。
外であれば通行人や写ったらまずいもの、車の音や選挙カーの音声などに注意が必要です。
特に通行人は写った場合本人に許可を取るかモザイク加工をしないと肖像権の侵害になってしまい、
訴えられる可能性もあります。
できるだけ写らないようにする、どう頑張っても写ってしまう場合はモザイク処理をしっかりしましょう。
音はカットしたりBGMでかき消すなんてこともできますが、入らないに越したことはありません。
料理動画などは再撮影が難しいですが、
再撮影ができる内容であれば取り直して見る人にとって快適な動画を撮影しましょう。